規格動向:Euro NCAP × JNCAP の AEB 評価シナリオ

各国の予防安全アセスメントが、どの事故シナリオに・いつ・どんな代表速度域で対応してきたかを 1 ページで俯瞰します。 まずは Euro NCAPJNCAP の 2 軸を扱い、UN R152・FMVSS は今後拡張予定です。 対象は AEB(衝突被害軽減ブレーキ)系の評価シナリオの導入動向です。

導入タイムライン

同じ事故類型でも、評価への導入時期は機関で差があります。E = Euro NCAP、 J = JNCAP、添えた数字は導入年(西暦下 2 桁)。バーは Euro 先行 → JNCAP 追従の差を表します。

※横幅が狭い画面ではタイムラインは横スクロールします。詳細は下表を参照してください。

対応マトリクス(導入年・代表速度域)

対応済 検討中(未導入) 速度域は一次出典で確認できたもののみ掲載(「—」は未掲載/要確認)。
事故シナリオ類型 Euro NCAP JNCAP 動向の差
車×車 後方(静止・低速・減速) 対応済
2014〜
直進 10〜60 km/h 域
対応済
2014〜
直進 10〜60 km/h(低速ターゲット 20 km/h)
ほぼ同時期に基礎を整備
車×歩行者 横断(直線路・昼/夜) 対応済
2016〜
対応済
2016〜(夜間 2018/街灯なし 2019)
昼 10〜60/夜 30〜60 km/h
ほぼ同時期
車×自転車 横断(直線路) 対応済
2020〜
対応済
2022〜
Euro が約2年先行
車×車 旋回時・対向(右直 / turn-across) 対応済
2020〜
自車 10/15/20 × 対向 30/45/55 km/h(9通り)
対応済
2024〜
右折 10〜20 × 対向 30〜60 km/h
Euro が約4年先行
車×歩行者 旋回時(右左折) 対応済
2020〜
対応済
2024〜
右折 10〜30/左折 10〜20 km/h
Euro が約4年先行
車×自転車 旋回時 対応済
2020〜
検討中
2026〜 検討
Euro が先行・JNCAP 未導入
車×車 直進・出会い頭(crossing) 対応済
2022〜
—(速度マトリクス要確認)
検討中
2026〜 検討
Euro が先行・JNCAP 未導入

動向の要点

※本ページの数値(速度域・導入年)は各機関の公開情報を事実データとして出典明記の上で再構成したもので、 プロトコル文書の文章・図表・写真の転載ではありません。各機関のプロトコルは改定が頻繁です。一次文書での再確認を推奨します。

出典